DTMスクール バイブスのブログ

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MIDIというのがイマイチよくわかりません

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Q&A よくある質問


MIDIというのがイマイチよくわかりません」

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MIDI ミディと読みます。Musical Instrument Digital Interface の略でデジタル楽器同士の演奏データとしての規格の事です。

 

コンピュータ内で音楽を作るようになったDAW環境下ではMIDIは打ち込み作業の基本ピアノロールデータとして使用する事となります。

MIDIデータとはこの演奏データのことでピアノの音を選択すればピアノの音をだすことができますし、同じデータでギターの音を出すこともできます。

テンポ(BPM)を変えても音程が変わることもなく、キーを移調しても音質に影響は全くありません。

MIDIには主に以下のような基本パラメーターがありそれぞれ役割を持っています。

 

★ノート → 音程、音階の事、C2、F3などA~Gと数字で表記されます。

★ノート長 → 4分音符、8分音符などノートの長さを表します。

★ベロシティ → 音の強さの事。0~127段階で表記されます。

 

和音の場合は複数の音それぞれにデータがあるので 例えば三和音のルート音だけ強くしたり という細かい調整が可能です。

 

ドラムやパーカッションなどを鳴らす場合は、このMIDIデータのノートそれぞれにバスドラム、スネア、シンバルなど異なる楽器を割り振ったドラム音源を鳴らすことで対応します。

 

このMIDIデータはコピーしたり移動などが可能なので、1コーラス作ったものを2コーラスにコピーして長くしたり、最後にイントロを作ったりするというような尺や構成の調整も自由自在です。

 

注意点としては、このMIDIデータというのは他のDAWと共有できますが、音を鳴らす音源(MIDI音源)は共有できないので、他の人にデータを渡しても自分が使っている音源と違う音色になてしまうという事は常に頭に入れておく必要があります。

 

このMIDI音源については今後もっと詳しく紹介します。

 

以上

MIDIについての簡単な説明でした。

 

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